研究ガイドと戦略

学習は健全な心を有する
ことに外ならない。
トマス・ホッブス 1651

課題と時間の管理シリーズ

自制力を鍛える

個人が新たな思考や行動・言動などの習慣を生み出すことによって鍛えられる自制力は、自己を高め、目標を達成するために必要な要素であるといえます。
自制力を鍛えることで、課題への取り組み方に応用することができます。
自己訓練を否定的ではなく肯定的な努力とみなしましょう。

毎日決まった時間にできる簡単な課題を準備して、
以下の練習を行いましょう。

  • ある課題を、朝と夜の決まった時刻に予定する。
  • 課題は15分以内でできるものが好ましい。
  • 予定時刻になったら、課題に手をつける。
  • この訓練を2ヶ月以上続ける。

利点:予定を立てることで、優先事項に集中できます。
課題を時間内に終えることではなく、時間通りに始めることに集中しましょう。これによって、予定の先延ばしを防げます。

  • 課題は決めたスケジュールに沿って行う。
    衝動的に行わないこと
  • 過程を記録する。
    学習時間の終わりには、その進み具合を記録しておきましょう。

利点:記録をつけることで、課題に要する時間を知ることができます。

  • 早めに課題を終えた場合は、他の課題に取り組む・ノートをまとめる・課題の計画を立てるなどして、時間を有効に使いましょう。

日常習慣に取り入れる

  • 課題は、極端にやる日とやらない日を作るのではなく、一週間につき特定の時間数を毎日に振り分けるようにする。
  • しっかりと定着させる。
  • 時間の割り当て以外の目標を立てない。
    まずは習慣づけることに専念する。
  • 宿題や研究課題を行う際にこのトレーニング方法を適用することで、次第に効果が見られます。

利点:課題の量や時間を急増させずに、少しずつ増やしていくことで、自然に習慣として身に付くようになります。

自制力を時間管理に応用する

時間管理の能力を身につけるためには、大変な努力が必要です。
自分の管理がうまくできない人にとって、時間を管理するのは至難の技と言えるでしょう。
まずは課題に対する自制力を身につけ、そこから訓練していきましょう。

利点:課題を管理する事が自制心の向上へとつながります。
自制心が向上することで、時間の管理が行えるようになります。
そして、時間管理ができることによって、自分に自信が持てるようになるのです。

自己管理ノートをつける

  • 課題に取り組む始めと終わりの時間を記録しよう
  • 自分の進み具合を確認しよう

利点:この自己管理ノートは、時間の使い方を見直すのに役立ちます。活動の全体図を押さえることで、やるべきことの優先順位や重要性を見いだす手掛かりとなります。

仕事や学習の計画を立てる

  • 通勤・通学時など、一日を始める前の数分間、その日にやるべきことをメモ用紙などに書き出す。
  • 書き出した内容を、優先順位に並べる。
  • 計画が出来上がったら、最も重要なものから手をつけ始める。
  • この習慣が身に付くまで何日間か続けること。
  • 習慣は時間とともに形成され、要する日数は個人やその内容によって異なる。

利点:一日の始まりにその日やるべきことがわかっていると達成度が高まりますので、紙に書くという作業によって十分にその効果が発揮されます。

障害が発生したら:

  • 落ち込まずにチャレンジとして受け入れましょう。
  • 失敗があるのは当然。あまり深刻にならないように。
  • 息抜きをして、また新たに挑戦しましょう。

役立つ方法を紹介:
古い習慣と新しい習慣を結びつける
毎朝コーヒーを飲む人は、その時間を利用して計画表を作成してみましょう。

利点:行動を結びつける事によって、脳が新しい習慣を受け入れやすくなります。

過程に印をつける
トイレのカレンダーやパソコンの一覧表、食卓に置いた予定表などを利用しましょう。
計画通りに進んだ日にはチェックマークをつけ、うまくいかなかった日はやり直しましょう。

利点:視覚効果によって、やる気の向上につながります。

模範役を見つける:
あなたの周囲の人々がどの程度自制心を鍛え、習慣づけによって目標を達成しているのかを観察してみましょう。目標達成への秘訣やアドバイスを求めるのもよいでしょう。

寄稿:Mahanthi Bukkapaptnam/マハンティ・ブッカパプトナム、アイオワ州デモイン市

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